もうひとつ大切なこと

大切なこととは

口腔内の細菌バランス、栄養などの免疫力、そして力のコントロールに気を配ることが大切です。
そこで当院では、日常的な癖を含めて生活習慣また全般的な健康管理を治療と同様に大切に考えています。

お口の健康を考える際、むし歯菌や歯周病菌など細菌のバランスが重要であることはよく知られています。しかし悪玉菌の多い状況でも免疫力が高いと歯周病は発症しません。また噛む力が強すぎると歯に亀裂が入ります。亀裂のなかの細菌は取り除くことは困難であり、むし歯や歯周病の原因となります。当院では細菌バランス、免疫力、力のコントロールの要素を総合的に評価し、患者様一人ひとりに合わせた健康管理の提案を行っています。

おくちの病気を引き起こすむし歯菌、歯周病菌

口腔内には、様々な細菌が共存しています。普段はそれぞれバランスが保たれているので、特に問題を引き起こしません。しかし、むし歯や歯周病を引き起こす細菌には注意が必要です。ミュータンス菌やソブリヌス菌などのむし歯菌、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌やトレポネーマ・デンティコラ菌などの歯周病菌が増加すると、口腔疾患だけでなく、全身の健康問題の原因にも繋がります。つまり口腔内の細菌バランスを保つことが、健康を維持するための鍵となります。

歯周病細菌検査

歯周病は様々な原因により起こる疾患です。歯周病菌の問題ではなく力の要素が大きい場合もあります。歯周病治療の前に現在の細菌バランスを確認し、歯周病菌の比率を知ることで効率の良い治療ができます。

食事の栄養バランス

好きな食べ物によりがちなため、栄養バランスを取れた食事が取れないていないと現代社会では良く言われています。普段の食べ物を含めて栄養バランスを考える癖をつけることが大切です。

十分な睡眠

時間だけではなく無呼吸になっていたり、歯ぎしりや食いくしばりがないことが良い睡眠となりますので、自分の睡眠についても考えるところから始めるのが大切です。

免疫力を強化

免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。免疫力を維持したり、高めたりするためには、バランスの良い食事や規則正しい生活が欠かせません。また日々のストレスを適切に管理することも心がけましょう。

噛む力のコントロール

噛む力の強弱は目でわかるものでありません。同じものを同じように噛んでも、歯にかかる力のリスクは一人ひとり違います。当院では定期的なメインテナンスはもちろん、ライフスタイルや食生活の傾向などを伺い、健康的な歯を守る方法を探っていきます。

日常の癖の改善

左右どちらかの頬を下にして眠ったり、頬杖をついたり、片側ばかりでものを噛んだり。何気ない習慣で歯のバランスが変わり、噛み合わせがずれていきます。ご自身では気づけない習慣や癖もありますので、お気軽にご相談ください。

免疫システムは、病原菌から身体を守るための防御機構です。つまり免疫機能を強化することで、健康かつ活力ある生活を営める可能性が高まります。その際に重要なのが「自然免疫」と「獲得免疫」の違いを理解することです。

自然免疫
自然免疫は、生まれながらに持っている基本的な免疫システムです。特定の病原体を識別せず、幅広い種類の侵入者(細菌、ウイルスなど)に対して迅速に対応します。
獲得免疫
獲得免疫は、特定の病原体に対して応答する性質を持つのが特徴です。体が以前に遭遇した病原体を「記憶」し、再びその病原体に曝露されたときに迅速かつ効果的に反応する能力を持っています。

生活指導

当院では、患者様の食事や生活習慣について詳しくお聞きし、健康をサポートするための食事指導や生活習慣の提案を行います。

お口のメインテナンス

お口の中の細菌バランスが悪くならないようにプロフェッショナルケアで綺麗に整えます。またプラークが残りやすい場所についてご説明してセルフケアについてもご提案させていただきます。

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